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目次

INTRODUCTION はじめに

第1章 どうして勉強するんだろう

  1 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」といへり

  人はみな平等です。だから人を差別してはいけません

  2 賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり

  勉強は自分のため、そして世の中のためにするんだよ

  COLUMN *福沢諭吉とはどんな人?*

  3 もっとも勤むべきは、人間普通日用に近き実学なり

  理科も算数も国語も社会も、みんな必要な勉強なんだよ

  4 自由と我儘との堺は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり

  自由と責任はセットになっていることをおぼえておこう

第2章 あなたの夢は何ですか

  6 蟻の門人となるなかれ

  自分のためだけにがんばる人生は、ちょっとつまらないと思わないかい?

  COLUMN *人柄はスッキリ、つねに上きげん*

  7 一人にてこの日本国を維持するの気力を養ひ、

  おおきい夢があれば、すこしくらい失敗してもくじけないんだよ

  8 学問に入らば大いに学問すべし。

  夢は大きく。とことんやってやりましょう

  9 言葉をもって述ぶればこれを了解すること易くして、

  いいたいことをまとめて一分でいえるようにしよう

第3章 まわりの人や、お金とのつきあい方

  10 およそ人間に不徳の箇条多しといへども、

  人をねたむと、自分ものびなくなっちゃうよ

  COLUMN *どうして『学問のすすめ』が書かれたのか?*

  11 フランキリンいへることなり、

  人は必ずまちがうので、だいじなことはみなおすようにしよう

  12 銭を制して銭に制せられず、

  お金にふりまわされると、心をなくしちゃうよ

  COLUMN *日本国民の100人に1人は読んだ大ベストセラー*

  13 信用こそ人生の第一義

第4章 日本で生きるってどういうことだろう

  16 人に依頼する者は、必ず人を恐る。

  人に頼って生きる人は、卑屈になってしまうんだよ

  17 独立の気力なき者は、国を思ふこと深切ならず

  独立心を持つ人だけが日本という国をささえられるんだよ

  COLUMN *国民皆学の思想*

  18 運上を払うて政府の保護を買ふほど、安きものはなかるべし

  はたらいて税金をはらい、こどもを学校にいかせるのが義務なんだよ

  COLUMN *慶應義塾がつくられたわけ*

  19 静かに正理を唱ふる者に対しては、必ず同情相憐れむの心を生ずべし

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