中山 京子/著 -- 御茶の水書房 -- 2012.9 --

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中央 書庫 一般図書 /373.1/5177/2012 7101076107 Digital BookShelf
2012/10/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-275-00987-6
ISBN13桁 978-4-275-00987-6
タイトル 先住民学習とポストコロニアル人類学
タイトルカナ センジュウミン ガクシュウ ト ポストコロニアル ジンルイガク
著者名 中山 京子 /著
著者名典拠番号

110003394280000

並列タイトル The Challenge of the Indigenous Studies Curriculum and Postcolonial Anthropology
出版地 東京
出版者 御茶の水書房
出版者カナ オチャノミズ ショボウ
出版年 2012.9
ページ数 5, 343p
大きさ 22cm
価格 ¥8600
内容紹介 ポストコロニアルの視点にたった先住民学習を通して子どもが身につける能力、教師にもたらす効果を示し、教育研究における文化人類学の成果活用の可能性、文化人類学者と教育関係者の協働の必要性を提起する。
書誌・年譜・年表 文献:p305~331
一般件名 文化人類学-ndlsh-00561013
一般件名カナ ブンカジンルイガク-00561013
一般件名 民族教育 , ポストコロニアリズム
一般件名カナ ミンゾク キョウイク,ポストコロニアリズム
一般件名典拠番号

511410500000000 , 511748300000000

分類:都立NDC10版 373.1
資料情報1 『先住民学習とポストコロニアル人類学』 中山 京子/著  御茶の水書房 2012.9(所蔵館:中央  請求記号:/373.1/5177/2012  資料コード:7101076107)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152152437

目次 閉じる

序章 ポストコロニアルの視点と本書の課題
  1.ポストコロニアルと文化人類学
  2.教育研究における文化人類学の成果活用とポストコロニアルな視点の欠如
  3.日本人児童生徒の先住民へのコロニアルなまなざし
  4.先住民学習とは
  5.ポストコロニアルの視点にたった先住民学習の構造
  6.本書の目的と構成
第Ⅰ部 学校における先住民学習
第1章 ポストコロニアルの視点にたった先住民学習に関する先行研究の検討
  1.ポストコロニアル教育学と先住民学習
  2.日本における先住民学習の実践
  3.アメリカにおける先住民学習の実践
  4.カナダにおける先住民学習の実践
  5.ポストコロニアルの視点にたった教材開発の必要性
第2章 ステレオタイプなアメリカ先住民認識
  1.日本の子どもを取り囲むメディア
  2.日本の児童生徒の認識調査
  3.フレミングによる指摘と日本の児童生徒の認識の共通点
  4.偏見とステレオタイプを是正する試み
第Ⅱ部 博物館における先住民学習
第3章 キャラクター「タンタン」にみるポストコロニアルと先住民
  1.ライデン国立民族学博物館
  2.キャラクター「タンタン」を展示に導入した「インカ帝国展」
  3.ポストコロニアルの視点からの問い
  4.博物館学習活動で強化されうる現在のコロニアリズム
第4章 博物館展示にみるポストコロニアルと教育活動
  1.先住民の視点にたつ
  2.国立アメリカン・インディアン博物館展示におけるポストコロニアルへの姿勢
  3.国立アメリカン・インディアン博物館の教育活動
  4.ポストコロニアルの視点にたった先住民学習の意義と可能性
第Ⅲ部 「アメリカ先住民」をテーマにした先住民学習
第5章 「コロンブス500年祭」をめぐる学習
  1.コロンブス来米500年
  2.合衆国史教科書の始まりと先住民
  3.ナショナルスタンダードと先住民学習
  4.コロンブス500年祭をテーマにした先住民学習
  5.コロンブスを通して歴史の構築を試みる授業
第6章 アメリカ先住民についての理解を深める学習
  1.同心円拡大主義カリキュラムをこえる子どもの認識
  2.コロニアルな見方を脱却するための学習活動
  3.本質主義を脱却するための学習活動
  4.本質主義を克服する子どもの認識の変化
  5.文化素材の教材化
第7章 「現代を生きるアメリカ先住民」の学習
  1.「当事者性」を反映させるために
  2.ニューヨーク日本人学校での実践
  3.チーフを教室に招いた日本での実践
  4.二つの実践からの先住民学習の課題と展望
第Ⅳ部 「南の島」からの新しい先住民学習
第8章 パンダナスがつなぐ先住民学習
  1.ポストコロニアルと「南の楽園」
  2.パンダナスがつなぐ先住民
  3.パンダナスがつなぐ沖縄とハワイの神話
  4.オセアニア大航海展とパンダナスワークショップ
  5.パンダナスからみる文化圏と教材化の可能性
第9章 グアムにおけるポストコロニアルと先住民学習
  1.多文化化するグアムと先住民族チャモロ
  2.植民地の歴史と観光ネオコロニアリズム
  3.先住民チャモロを自己アイデンティティとする人々の闘い
  4.グアム公教育と先住民学習としての「チャモロ学習」
  5.チャモロ学習の実際
  6.チャモロ学習とグアムのポストコロニアル
第10章 ヴァヌアツにおけるポストコロニアルと先住民学習
  1.ポストコロニアル議論の場となったヴァヌアツ
  2.ヴァヌアツにおける先住民のための先住民学習に向けて
  3.ヴァヌアツの学校教育
  4.エパオ村における先住民学習の試み
終章 ポストコロニアルの視点にたった先住民学習の意義