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目次

第1章 現代に生きようとする議会

  はじめに

  1.政府に問う

  2.特別委員会の役割

  3.法案審議のプロセス

  4.予算と議会

  5.上院の変化と両院関係

  おわりに

第2章 執政府はどのように変化しているのか

  はじめに

  1.執政府の中心的アクター

  2.首相統治論争から中核的執政論へ

  3.ブレア政権:首相官邸機能の強化と内閣・議会軽視

  4.ブラウン政権の中核的執政

  5.キャメロン連合政権の中核的執政

  6.中核的執政のヨーロッパ化

  結びに代えて

第3章 行政

  はじめに

  1.行政の守備範囲

  2.決定主体

  3.実施主体

  おわりに

第4章 イギリスは分裂するのか

  はじめに

  1.20世紀まで(分権前)の国のかたち

  2.21世紀(分権後)の国のかたち

  おわりに:イギリスの将来

第5章 イギリスに「憲法」はあるか

  はじめに

  1.イギリスに「憲法」はあるか

  2.イギリス「憲法」の基本原則とは何か

  3.イギリス「憲法」は「流動化」し「変化」している

  おわりに-イギリス「憲法」はどこへ行くのか

第6章 選挙:政治と政治を繫ぐしくみ

  はじめに

  1.イギリスの選挙制度のなりたち:発展過程と近年の多様化

  2.選挙制度の動作

  3.イギリスの投票行動

  4.2010年総選挙:分析の一例

第7章 保守党:野党暮らしから20世紀以来初の連立政権与党へ

  はじめに

  1.2005年党首選挙

  2.最高の野党党首

  3.2010年総選挙

  4.連立政権の取り組み

  おわりに

第8章 労働党の理念・組織と歴史的変化

  1.社会民主主義政党としての労働党

  2.労働党の設立と基本的特徴

  3.安定から危機へ(1945～80)-理念的対立と融和

  4.危機打開に向けた模索(1980～1992)

  5.ニュー・レイバーとその功罪(1993～2010)

  6.労働党の現在(2010～)-ポスト・ニュー・レイバーへ?

第9章 自由民主党:再生と転機

  1.2010年総選挙と保守・自由民主連立政権の誕生

  2.歴史

  3.党の組織構造

  4.イデオロギーと政策

  5.選挙における自由民主党

  6.ヨーロッパおよび地域議会における自由民主党

第10章 市場化、規制化、分権化

  はじめに

  1.現代イギリスの経済政策

  2.イギリスの福祉

  まとめ:市場化と分権化

第11章 イギリスの教育改革は何をもたらしているのか

  はじめに-教育と政治

  1.平等をめぐる争点、戦後合意とその崩壊

  2.サッチャー保守党政権の教育政策-教育の準市場化

  3.ブレア労働党政権の教育政策-準市場と「社会的公正」

  4.キャメロン連立政権の教育政策

  おわりに-新しい合意の政治と平等の行方

第12章 イギリス外交は環境変化にどのように適応してきたのか

  はじめに

  1.イギリスの世界的地位の変化

  2.外交政策形成

  3.アメリカとヨーロッパの狭間

  4.人道的介入とテロとの戦争

  おわりに

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