資料詳細

目次

序章 自衛隊、文民派遣問題の始まり

第一章 選挙監視要員派遣への道

  1 二つの前提条件

  2 国内体制整備の模索

  3 未完の「平和のための協力」構想の始動

  4 文民派遣の本質

第二章 外務省の自衛隊「半文民化」構想

  1 前史

  2 手探りの国連平和協力隊創設構想

  3 湾岸国会開幕と廃案危機

  4 外務省の役割

第三章 文民警察官派遣政策の形成と展開

  1 宮澤内閣の「世界平和秩序」構想

  2 文民警察官の登場

  3 カンボジア派遣前夜の警察庁

  4 日本人文民警察官殉職の前兆

  5 安全確保の蹉跌

  6 「PKOへの後発参入国」日本の試練

第四章 カンボジアからモザンビークへ

  1 モザンビークという選択

  2 政府調査団派遣の波紋

  3 大使館設置構想と現地支援チーム派遣

  4 アフリカ部隊派遣の実相

第五章 「人道的な国際救援活動」の起源

  1 五五年体制崩壊後の国連平和維持活動

  2 「人道的な国際救援活動」の検討

  3 ザイール派遣の浮上

  4 治安情勢をめぐる議論と政策

  5 村山と外務省

第六章 イラク人道復興支援活動の模索

  1 小泉内閣の外交方針

  2 前史

  3 「非戦闘地域」の浮揚

  4 治安情勢の動揺

  5 外務省の苦悩

終章 「実績積上げ」の実像

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