応地 利明/著 -- 臨川書店 -- 2016.1 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /294.4/5014/2016 7107252604 配架図 Digital BookShelf
2016/06/23 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-653-04314-0
ISBN13桁 978-4-653-04314-0
タイトル トンブクトゥ
タイトルカナ トンブクトゥ
タイトル関連情報 交界都市の歴史と現在
タイトル関連情報読み コウカイ トシ ノ レキシ ト ゲンザイ
著者名 応地 利明 /著
著者名典拠番号

110002765900000

出版地 京都
出版者 臨川書店
出版者カナ リンセン ショテン
出版年 2016.1
ページ数 460p
大きさ 27cm
価格 ¥17000
内容紹介 サハラ縦断塩金交易の要衝として繁栄した交界都市、トンブクトゥ。サハラ縦断塩金交易の実態を探り、その特質を明らかにするとともに、現在のトンブクトゥとそこに生きる人びとの活動も描き出す。
書誌・年譜・年表 トンブクトゥ関連年表:p455~458
一般件名 トンブクトゥー-地誌-001229365-ndlsh
一般件名カナ トンブクトゥー-チシ-001229365
一般件名 トンブクトゥ
一般件名カナ トンブクトゥ
一般件名典拠番号

520553100000000

分類:都立NDC10版 294.414
資料情報1 『トンブクトゥ 交界都市の歴史と現在』 応地 利明/著  臨川書店 2016.1(所蔵館:中央  請求記号:/294.4/5014/2016  資料コード:7107252604)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1152771316

目次 閉じる

Ⅰ トンブクトゥ幻想-カタローニア図からルネ・カイエまで
  (1)トンブクトゥをカタローニア図に読む
  (2)トンブクトゥ幻想の肥大と持続
  (3)落魄と荒涼-ルネ・カイエの幻滅
Ⅱ 砂丘列のなかの構築港市
  (1)ニジェール川大湾曲部とトンブクトゥ
  (2)掘り込まれた河港-小地形と外港・可航水路
Ⅲ 都市編成の構造分析-形態論からのアプローチ
  (1)市壁と袋小路の欠如-マグレブ都市との相違
  (2)新旧2つの市街地-グリッド・パターンをめぐって
Ⅳ サハラ縦断塩金交易-シルク・ロードとの対比
  (1)塩金交易の成立基盤-生態系の縦断と並走
  (2)「塩金の道」と「絹の道」-遷移と固定をめぐって
  (3)ヒトコブとフタコブのラクダ
Ⅴ 「黒人たちの国々」への道-成立と西遷
  (1)サハラ東西交易路の廃絶-気候変動の所産か?
  (2)サハラ縦断南北交易の成立
  (3)サハラ縦断西方ルート-アル・バクリーの記載から
  (4)サハラ縦断中央ルート-イブン・バットゥータの道
Ⅵ トンブクトゥ簡史-栄光と凋落
  (1)アル・サァディーの記載から-起源と成長
  (2)塩金交易の拠点都市への発展-繁栄中心の東遷
  (3)銃によるエル-ドラド奪取-新大陸征服の再演
Ⅶ 最盛期のトンブクトゥ-歴史地理と施設配置
  (1)栄光の残照景観-拠点施設の比定と現状
  (2)最盛期の都市構成-双子町から多極へ
  (3)都市構成の模式的提示-磁極としての「小市場」
  (4)トンブクトゥをめぐる交易-商品の諸相
Ⅷ 近現代のトンブクトゥ-植民都市への改変
  (1)西スーダーンの植民地化-「新しいインド」の建設
  (2)公的施設の配置-中心の創出と土着化
  (3)大区と小区-自律的空間組織から行政的下部単位へ
Ⅸ 人口構成とエスニシティ-諸集団共住の実態
  (1)1996年人口調査-資料としての家族帳簿
  (2)人口とエスニシティ-14の在住集団
  (3)エスニック集団と居住隔離-過去半世紀間の変動
  (4)居住変動のエスニシティ-1990年~1999年
Ⅹ トンブクトゥ町家論-「住まい」と「住まう」
  (1)町家のモノ的側面-剛構造の装飾建築
  (2)町家のコト的側面-「口」と「奥」の2項対位
ⅩⅠ 家族の職業-大区別・エスニシティ別特性
  (1)家族単位の職業集計-方針と分類
  (2)全体的概観-都市的と非都市的の拮抗
  (3)大区別職業構成-旧市と新市の異質・対照性
  (4)エスニシティと職業
ⅩⅡ 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(Ⅰ)-「大市場(ヨブ・ベル)」
  (1)「大市場」地区の成立-フランス治下の移転と再開発
  (2)「大市場」地区の構成-固定店舗と路上店舗の並立
  (3)「大市場」の売り手たち-集団・性・商品
  (4)細分類レベルでの店舗構成
ⅩⅢ 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(Ⅱ)-「小市場(ヨブ・カイナ)」
  (1)「小市場」の立地と構成-サハラと内陸デルタへの勝手口
  (2)「小市場」の売り手たち-集団・性・商品
  (3)細分類レベルでの店舗・売り手構成
ⅩⅣ 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(Ⅲ)-「近隣市場(アルバメ市場)」
  (1)アルバメ市場の立地と構成-「市の立つ広場」
  (2)「近隣市場」の売り手たち-集団・業種
  (3)店舗の細分類とジェンダー-食と基本生活財のバザール
ⅩⅤ トンブクトゥ周辺の農耕-ニジェール川と砂丘の賜物
  (1)ウンドゥ・ボンゴ・コイナ村の概観
  (2)氾濫湿地の稲作-アジアとの対比
  (3)稲作地の民俗分類と稲作技術-ベンガルとの対比
  (4)古砂丘列の畑作穀物農耕-トウジンビエとコムギ