資料詳細

目次

序章

  第一節 本書の目的

  第二節 問題の所在

  第三節 本書の構成

第一部 衛生政策構想と情報収集

第一章 明治初期の衛生政策構想

  はじめに

  第一節 「医制」制定時における衛生政策構想

  第二節 『内務省衛生局雑誌』にみる衛生政策構想

  第三節 長与専斎のアメリカ視察

  第四節 警察の登場

  おわりに

第二章 衛生政策構想と地域情報の収集

  はじめに

  第一節 「医制」制定と地域情報の収集

  第二節 衛生行政機関の整備と地域情報の収集

  第三節 衛生団体と地域情報の収集

  おわりに

第三章 西洋医学の採用と伝染病対策

  はじめに

  第一節 近世における伝染病対策

  第二節 明治ゼロ年代における伝染病対策

  第三節 伝染病対策の制度化

  おわりに

第二部 明治一〇年代のコレラ流行と地域社会

第四章 「コレラ騒動」再考

  はじめに

  第一節 明治一二年のコレラ流行

  第二節 明治一五年のコレラ流行と交通遮断

  第三節 明治一五年の「コレラ騒動」

  おわりに

第五章 コレラ流行と有志の活動

  はじめに

  第一節 コレラ予防費と有志金

  第二節 有志の活動

  おわりに

第六章 コレラ流行と地域社会

  はじめに

  第一節 明治一二年のコレラ予防

  第二節 明治一九年のコレラ予防

  第三節 衛生組合の設置

  おわりに

第七章 明治一九年における山形県のコレラ流行

  はじめに

  第一節 流行・予防の概要

  第二節 患者隠蔽の原因と対策

  第三節 衛生組合の設置

  おわりに

第八章 医師組合と医師の実態

  はじめに

  第一節 医師組合の設置

  第二節 医師組合活動の実態

  第三節 県内政策および地域社会に対する医師組合の活動

  おわりに

第三部 「自治的予防体制」と「伝染病予防法」の成立

第九章 明治二〇年代前半の伝染病対策

  はじめに

  第一節 明治一九年のコレラ流行

  第二節 「自治的予防体制」の成立

  第三節 「自治的予防体制」の地域展開

  おわりに

第一〇章 赤痢流行と地域社会

  はじめに

  第一節 赤痢の特徴

  第二節 赤痢予防の問題点

  第三節 赤痢予防の展開

  おわりに

第一一章 明治二〇年代後半における新潟県の赤痢流行

  はじめに

  第一節 新潟県の赤痢流行

  第二節 赤痢流行の実態

  第三節 新潟県の赤痢予防

  おわりに

第一二章 明治二八年における山形県のコレラ流行

  はじめに

  第一節 流行・予防の概要

  第二節 「市町村予防の状況」

  第三節 医師・衛生組合と警察

  おわりに

第一三章 「伝染病予防法」の制定過程とその内容

  はじめに

  第一節 後藤新平の衛生政策構想

  第二節 法内容と審議

  おわりに

終章

  第一節 近代日本における伝染病対策の形成過程

  第二節 伝染病対策の問題点

  第三節 具体的な地域研究

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