調査・質問内容

質問番号 0010005148
状態 受付済
質問日 2008/01/29

伊藤博文の別荘であった滄浪閣(そうろうかく)の平面図を所蔵しているか。

図書館からの回答

回答状態 公開済
公開日 2020/11/13
関連質問番号

特別文庫室所蔵の『[李王家]大磯別邸平面図』(特別文庫室請求記号:木147-2-15)が、該当する資料である。
調査過程は以下のとおり。

都立図書館蔵書検索で、キーワードを<滄浪閣><伊藤博文><別荘>等として調査をしたところ、資料1に滄浪閣についての記述があった。

資料1
p.16「小田原から大磯へ」
1890(明治23)年に小田原に新築された滄浪閣の額を掲げた別邸は、1896(明治29)年に大磯に移されたとの記載がある。
p.22「滄浪閣のその後」
滄浪閣は伊藤博文の没後、韓国李王家に譲渡され大磯別邸として利用されたが、1923(大正12)年の関東大震災によって大きな被害を受け、建て直されているという記述が見られる。
また、当館所蔵の「李王家大磯別邸平面図」が掲載されている。

特別文庫室の資料を<滄浪閣><李王家><大磯>等をキーワードに調査したところ、以下の資料が見つかった。
この資料は、当館ウェブサイト「TOKYOアーカイブ」で公開している。

『[李王家]大磯別邸平面図』(特別文庫室請求記号:木147-2-15)
https://archive.library.metro.tokyo.lg.jp/da/detail?tilcod=0000000016-00072450(最終アクセス日:2020年8月8日)
李王家が使用していたころの滄浪閣の図面である。

なお、資料2には、滄浪閣や、滄浪閣を譲り受けた李垠(いうん)についての記述が見られる。
資料2
p.64-65「政治家たちの夢の館 伊藤博文 滄浪閣 神奈川県」

参考文献

タイトル 注記
【資料1】滄浪閣の時代 伊藤博文没後100年記念展 / 大磯町郷土資料館/編 / 大磯町郷土資料館 / 2009.10<D/289.1/イ96/605> p.16,p.22
【資料2】雑誌:別冊太陽 (2004年4月) / 平凡社 / 2004.4 p.64-65

転記用URL

https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/reference/search-detail.do?qesid=0010005148&lang=ja

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