東京都港区の「東京讃岐会館」（東京さぬき倶楽部）が、少し前に閉館してホームページも見られなくなってしまった。この建物の基本的な情報や、特徴がわかる資料などがあれば見たい。設計は大江宏建築事務所。

都立図書館蔵書検索や各種データベースを＜東京讃岐会館＞＜東京さぬき倶楽部＞＜大江宏＞等のキーワードで検索し、ヒットした資料を調査した。
以下の資料に関連する記述がある。

資料1
p.227-234「東京讃岐会館」
p.303「讃岐会館玄関まわり断面詳細図」
建築当時の基本情報、平面図や断面図、外観・内観の写真がある。

資料2
p.41「目・耳・口 東京讃岐会館」（新川芳夫）
建物の特徴、土地の歴史、サービスなどについて記述がある。

資料3
p.250-259「7 美と斬新さを実現させた男たち 一九七二（昭和47年） 東京讃岐会館（のちの東京さぬき倶楽部、現・閉館）」
外観・内観の写真あり。関わった人物などについて述べられている。

資料4
p.72-75「エリア2 渋谷・目黒エリア 東京さぬき倶楽部（旧・東京讃岐会館）」
外観・内観の写真、見どころ紹介あり。

資料5
p.138-139「1 いい階段40選 東京さぬき倶楽部」（夜長堂）
階段や外観の写真、解説あり。

資料6
p.71「ガイド 東京・必見手すりMAP 22 東京さぬき倶楽部」
階段の写真、解説あり。

資料7
p.144-151「大江宏の東京さぬき倶楽部」
外観写真、宿泊した著者の感想あり。

資料8
p.93「PART.4 蔵を訪ねる 3 中央線以南エリア 東京さぬき倶楽部（三田）」
敷地内にある蔵の写真、来歴の紹介あり。

資料9
p.94-95「第3章 個別解説 044 東京さぬき倶楽部」
土地の歴史、敷地内の料亭「花樹海」や茶室、蔵などについて記述あり。写真もあり。

資料10
p.138-141「東京讃岐会館」
図面、写真多数。大江宏のコメントもあり。

なお、Internet Archinveの「Wayback Machine」（https://archive.org/）では、2020年5月時点などのサイトを閲覧することができる。
https://web.archive.org/web/20200507134818/https://sanuki-club.tokyo/

参考文献のうち、資料1～9は都立中央図書館所蔵資料、資料10は都立多摩図書館所蔵資料である。

[調査した主なデータベース]
・Web OYA-bunko 公立図書館版（大宅壮一文庫）
・MAGAZINEPLUS（マガジンプラス）（日外アソシエーツ）
・雑誌記事索引集成データベース ざっさくプラス（皓星社）
・国立国会図書館オンライン（国立国会図書館） https://ndlonline.ndl.go.jp/
・建設産業図書館 蔵書検索（東日本建設業保証） https://www.ejcs.co.jp/library/

調査したデータベースやインターネット情報の最終検索日及び最終アクセス日は、いずれも2023年1月31日である。