東京都立立川図書館が東京都立川社会教育会館内にあった頃の館内図（平面図）はあるか。
昭和40年代から昭和50年代頃にあったらしい。

まず、お求めの年代の東京都立立川図書館の要覧を調査した。

資料1のp.3に東京都立川社会教育会館内の都立立川図書館の平面図がある。また、閲覧室の席数や、各室の用途・面積の変遷についても表にまとめられている。
また、p.1-2の「2　沿革」に年表があり、都立立川図書館は、昭和22年の開館当時は立川市立第一小学校内におかれ、翌年に立川市公民館内へ移転、昭和43年に東京都立川社会教育会館完成に伴い併設されたことがわかる。

資料2のp.1の「2　沿革」に、資料1の記述に加えて、昭和59年8月に東京都立川合同庁舎敷地内の仮設庁舎へ移転した旨の記載がある。
平面図は掲載されていない。

以上の情報を元に、東京都立川社会教育会館の要覧を調査した。
昭和43、45、46～59年度の『東京立川社会教育会館要覧』（資料3～6）に「東京都立川社会教育会館平面図」が掲載されている。
1階部分に都立立川図書館の平面図が掲載されている。
なお、資料6の昭和60年度のp.5に「「多摩教育センター」（仮称）の建設にともない、昨年の8月に仮設庁舎（東京都立川合同庁舎南側）に移転した」とある。
このため、資料6の昭和60年度、昭和61年度についてはp.3-4に「東京都立川社会教育会館（仮設庁舎）平面図」が掲載されている。
1階部分に都立立川図書館の平面図が掲載されている。