調査・質問内容

質問番号 0010007992
状態 受付済
質問日 2023/06/10

明治から1945(昭和20)年くらいまでの八丈島の各産業の統計はあるか。
林業・農業・漁業などの各生産量の推移を知りたい。

図書館からの回答

回答状態 公開済
公開日 2024/08/29
関連質問番号

都立図書館蔵書検索をキーワード<東京><八丈><統計>等で検索した。

資料1『東京府統計書(昭和16年 3編)』
東京全体および市町村ごとの産業統計の記載あり。
例えば、p.108-116に1932(昭和7)年から1941(昭和16)年の八丈島の漁獲物総価額、魚類総価額や魚種毎の漁獲高の記載あり。
東京府統計書は1876(明治9)年から1941(昭和16)年までをマイクロフィルムで、1885(明治18)年から1941(昭和16)年までを冊子で所蔵している。
なお、『東京府統計書』は1902(明治36)年から1941(昭和16)年までTOKYOアーカイブにて本文を閲覧できる。(欠号あり)

資料2『八丈管内漁業関連史料』
p.42-71「3 漁法の変遷」に1708年から1989年までの変遷が年表形式で記載あり。
明治から昭和20年までの間で、漁獲高等が記載されている年がある。

資料3『八丈島仙郷誌』
p.67-80「八丈島の産業」に各産業の概要の記述あり。
(国立国会図書館デジタルコレクション 国立国会図書館内/図書館・個人送信限定公開:https://dl.ndl.go.jp/pid/1177945)

国立国会図書館デジタルコレクションをキーワード<八丈島><八丈><統計>等で検索した。

情報1『八丈島仙郷誌』(都立図書館所蔵なし)
資料3の1923年版。
附録p.1-13「統計附録」に産業統計が若干記載されている。
(国立国会図書館デジタルコレクション 国立国会図書館内/図書館・個人送信限定公開:https://dl.ndl.go.jp/pid/1877260 該当箇所のコマ番号:132-138)

資料4『八丈島誌 三訂増補版』
p.451-503「第三篇 行政 第五章 産業と経済」に各産業の概要の記載あり。

資料5『明治後期産業発達史資料 第841巻』
1917(大正6)年に東京朝日新聞の記者が取材した旅行記の復刻版。
p.165-284「八丈篇」の一部に特産品の生産額などの記載あり。

【調査に使用したデータベース類】
・都立図書館蔵書検索(東京都立図書館)https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/search-detail.do?lang=ja
・TOKYOアーカイブ(東京都立図書館)https://archive.library.metro.tokyo.lg.jp/da/top
・国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館)https://dl.ndl.go.jp/
以上、インターネット情報等の最終検索及びアクセス日は、すべて2024年8月6日。

(一部旧漢字を新漢字に変更)

参考文献

タイトル 注記
【資料1】 東京府統計書 (昭和16年 3編) / 東京府 <T/0・350/25/G3>
【資料2】 八丈管内漁業関連史料 (東水試出版物通刊) / 東京都水産試験場技術管理部/編 / 東京都水産試験場 / 1991.3 <T/87・66/3001/G> p.42-71
【資料3】 八丈島仙郷誌 / 大脇繁吉/著, 渡辺渡/補 / 黒潮会 / 1928 <T/87・20/5/> p.67-80
【資料4】 八丈島誌 三訂増補版 / 東京都八丈島八丈町教育委員会/編著 / 八丈島八丈町 / 2000.3 <T/17・290/5018/2000> p.451-503
【資料5】 明治後期産業発達史資料 第841巻 ( 小笠原及八丈島記) / 龍溪書舎 / 2010.9 <6021/214/841> p.165-284

転記用URL

https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/reference/search-detail.do?qesid=0010007992&lang=ja

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